一日の中で寒暖差が大きくなるこの時期。いつもより短い今年の秋を、手持ちの洋服で乗り切る着回し術を取材しました。
■物価高で注目度アップ! 基本は3色コーデ
秋が深まり、肌寒さを感じるようになりだしたこの時期、街の人たちの間ではこんな悩みが…。
医療関係(40代)
「毎日朝と夜の寒暖差が激しいので、子どもも私も何を着たらいいのか」
秋の服装選びに迷いを感じている人が多いようです。物価が高騰し、服にかけるお金が減っているというデータもあります。
会社員(20代)
「今は全部アマゾンで買っていて、1着2000円とか3000円くらいで買えるので、そういうので全部そろえます」
こうしたなか、新しい服を買わずに手持ちの服をいろいろな組み合わせで着こなす着回し術が今、注目されています。
いつもより短い今年の秋、どのような着回しがおすすめなのか、YouTubeやファッション誌で独自のコーディネート術を発信するファッションスタイリスト・五十嵐かほるさんに聞きました。
五十嵐さん
「よくお伝えしているんですけれども、基本3色の中でコーディネートをしましょう」
最初のポイントは、使う色を3色以内におさえることです。秋・冬シーズンは、黒やベージュ、白などの手持ちのシンプルな色の服を上手に組み合わせることが大切だといいます。購入する場合でも、1万円以内でそろえることができます。
さらに、おしゃれ度を一気にアップさせるアイテムがあるといいます。そのアイテムとは?
■おすすめアイテム アスコットタイとストール
秋・冬シーズンのおしゃれ度をアップさせるワンポイントアイテム。男性の場合、五十嵐さんがおすすめするのは、シャツの中で結び、チラリとのぞかせるアイテムです。
五十嵐さん
「アスコットタイというのがあるんですけれども、ちょっと人前に出るときにネクタイ代わりになり、ちょっとだけ秋らしくなる感じがする」
つけ外しできるので、体温の調節もしやすく、やわらかく軽いのでカバンの中でもかさばりません。
五十嵐さん
「本当にものによると思いますが、2000円くらいから。ネクタイよりは安いです」
女性のストールも、これからの時期にぴったりだといいます。
五十嵐さん
「(手持ちの)古いものも含め、ビンテージ品という形で取り入れたり、ちょっとクラシックなものだったりするけれども、秋だからこそすごく映えたりとかもします。私はこのブランド、私はこの系統と決めつけずに楽しんでいただきたい」
(「グッド!モーニング」2024年10月29日放送分より)
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